美の山公園と和銅遺跡
秩父市内を通る国道140号線の北東側に美の山公園と和銅遺跡があります。
秩父には展望台がいくつかありますが美の山公園の展望台は武甲山の山頂などを除く車で行ける展望台では高さのある展望台です。
標高600m弱ですが、秩父の盆地だけでなく、甲斐秩父国立公園の山々や北関東方面の平野、赤城山や男体山も見る事が出来、とても素晴らしい景観です。
下の写真は山梨方面を写した写真です。
一番奥の山々には雲取山や天目山が見られます。
写真中央右側の丘陵が尾田蒔丘陵で秩父ミューズパークのある約50万年前の地層です。
中央左側の丘陵が羊山丘陵で羊山公園や聖地公園、農園ホテルなどがあります。
夜はこんな感じです
和銅遺跡は、地元の和銅保勝会が日頃から管理やボランティアで案内を行ってくれています。
和銅とは精錬の必要の無い純度の高い銅で、ここで採掘された和銅から日本初の通貨である和銅開珎が作られました。
現地には大きな和銅開珎のモニュメントがあります。
奈良時代の元明天皇に献上された和銅に対して元明天皇から賜った品々も近くの聖神社に有ります。
付近には地元の名家である内田家、17世紀の家も保存されています。
聖神社も内田家も文化財で、保存の為の管理が行われております。
和銅、露天掘り跡
写真の左側の断層は2億年前のものだそうです。
モニュメント
秩父観光の際には、美の山公園、和銅遺跡、聖神社、内田家は近距離に有りコースで回れますのでぜひ訪れてみて下さい。
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