見学・販売について
甲斐犬を飼いたいと思われる方は、甲斐犬に対して拘りがあったり、特別な思いを持たれている方が多いのではないでしょうか。
それでも甲斐犬に求めるものは、それぞれの御家庭で異なると思います。
子犬を見る時に、出来れば親犬も一緒に見ていただくと、性格や容姿などが、よりはっきりと見えやすいと思います。
この子犬はどのような犬になるのか?一番気になる事だと思います。
気になる事は何でもその場で遠慮無く聞いてください。
飼育の方法もわからない事は何でも聞いてください。
子犬の時にどのように育てるか、これだけでも将来に大きく影響してきますが、お譲りする犬につきましては、犬の観点から大事に飼って頂ければ、特に当犬舎では飼い方についての注文等はありません。
確かに、当犬舎の保存・飼育の方向性は、甲斐犬として内外面を外せない事として考えておりますが、それは当犬舎で育成、保存をする場合に趣旨として実践している事で、お譲りする犬は、各御家庭の思い描く理想の甲斐犬との生活を実現していただければと考えております。
子犬をお譲りした(事前確定も含む)、飼い主様への特典について
〇当犬舎での預かり宿泊を伴わない日帰りに限り、お譲りした犬が1歳になるまで社会化訓練を無償にて承ります。
(里帰りで遊びに来て頂いた時などに行うような感じです)
〇ご希望の場合は、子犬のお引き渡しまでの間に、呼び戻し、水慣れの基礎訓練を、無償にて承ります。
〇上記以外の訓練(1歳以降の訓練、行動や性格の方向性の修正訓練、当犬舎以外の場所での訓練等)は有償になります。
別途ご相談下さい。
〇犬の預かり、宿泊を割引にて承ります。管理メニューは当犬舎の犬達と同じ内容になります。事前にご相談下さい。
〇犬の飼育における相談はいつでも承ります。
里親募集について
見学譲渡の際にご注意頂きたい事
譲渡の際には当犬舎にて子犬を見て頂き、東京都指定内容の「事前事項説明書」と当犬舎指定の「譲渡契約書」を説明させて頂き記名押印を頂く必要があります。(注1)
飼い主となられる方に不利益を押しつけるものでは無く、生体を譲渡するに当たり行政により正規の動物取扱業者に義務づけられている取引対象となる生体の基本的な説明と飼育や病気などに対する説明の書面となります。
譲渡契約書は当犬舎で育てた大切な犬を、愛情と責任を持って終生飼育して頂く為の、お約束になります。
見学について
- 見学は甲斐犬を現実的に飼う事を検討している方に限らせて頂きます。興味本位で犬を見たい、或いは、単に甲斐犬を見たい、というような場合は、見学は出来ません。
- 平日、土日共に可能ですが、事前のご予約を御願い致します。
- 見学の際に当犬舎敷地内では必ず指示に従って下さい。事故を防ぐため犬には許可なく触れないようにお願い致します。
- 御愛犬を連れての見学は出来ません。
販売、譲渡について
- 終生飼養し、怪我や病気の予防に努め病気や怪我の際には適切な治療を受けさせて下さい。
- 法令を遵守して下さい。
- 譲渡後に何らかの理由により飼えなくなった時には必ず御連絡を下さい。
犬(子犬、成犬)を譲渡出来ないケース
- 賃貸住居にお住まいの方、単身でお住まいの方
- 犬を迎えるにあたって、ご家族全員の賛同が無い場合
- 単に番犬として飼いたい、或いは、お子様が犬を欲しがるからという理由の場合
- 法令、条例を遵守していただけない方
- 販売・転売・繁殖(ペットショップ・生体市場・オークション・ブリーダー等)を行う方
- ペットショップでは有りませんので、お金を払えば犬を買えると思っている様な方はお断り致します。
- その他、当方の判断で飼育に適さないと思われる場合
子犬の販売と生体保証について
- 原則として手渡しでのお引き渡しになります。事前に必ず一度は子犬の確認で当犬舎へ来て頂きますが、お引き渡し時は日帰りが可能であれば有償にて子犬をお届けする事も可能です。
- 遠方地への空輸は飼い主様の御事情(緊急事態宣言・手渡しの方が移動時間が長く子犬に負担が大きい等)により検討致しますので別途御相談下さい。
- 保証対象はお引き渡し後、1ヶ月以内に子犬が死亡した場合で且つ、その原因が先天的な疾患や病気に依る場合、同等の子犬にて保証致します。
- 同等の子犬での保証の場合は直ぐにお引き渡しが出来ない事もあり、最大で12ヶ月程、お時間を頂く事があります。
- お引渡し後の逸走や、飼育上の不注意に依る事故、予防接種を受けない事による病気の感染、御本人様以外の方からの保証請求等の場合、お引き渡し時には無く成長に伴い現れた異常、欠点の場合は保証対象外となります。
- 生体になりますので、お引き渡し後の交換、引取りには応じられません。
- 保証対象となる場合には、死亡から3日以内に必ず御連絡をいただき、動物病院の獣医師による死亡原因の記載された死亡診断書とワクチンの接種証明書を子犬の死亡した日から、7日以内に御提出下さい。
- 保証の手続きに必要な費用、動物病院の費用や死亡診断書の費用、飼育に掛かった物品や消耗品、ワクチンの費用等については御自身での負担となり、保証の範囲には含まれません。
最後に
犬を飼うには時間も費用も掛かり責任も伴います、動物医療費は高額ですので、怪我や病気で手術が必要な時には50万円くらい簡単に掛かってしまう事もあります。
ペット保険に入る事などで金銭的な負担は軽減出来ますが、普段ではなく、何かあった時の事を考えてみて下さい。
運動量も必要な犬種ですので、しっかりと運動をさせる事も必要になります。
源狼犬舎では出来るだけ犬に合った良い環境で飼って下さる方に犬をお譲りしたいと考えております。
飼育目的や、飼育に対する考え方、環境などで譲渡をお断りする事もありますので、予め御了承下さい。